魅惑のショタな妻

「お父さん起きて」
「ん」
「あ、あと洗濯しちゃうから早くパジャマ脱いで」
「ん」

朝からバタバタと騒がしい音がする。
私は言われるがままに目を開けるとぼんやり服を脱いだ。

「もーはやくしてよ」

父、一応小説家。
妻は二年前に出ていった。
残されたのは父一人と子一人。
売れない小説家ということで堕落した生活を送っている。
そんな父親だからか息子の俊介は幼いのに働き者でよく出来た子供だった。
文を書くしか脳のない父に代わり家事全般を一挙に引き受けている。

「いい加減早く起きなさい!」
「………………はい」

起きてからも布団の上でウダウダしていたら後ろから怒られた。
振り返ればエプロンを着た俊介が大きな洗濯カゴを持っている。
私は脱いだシャツをカゴに入れるとアクビをした。

「じゃあオレは下で昼御飯の準備があるから」
「んあ?もう昼か」
「そうだよ。だから早く起きて!着替え終えたら下に降りて来てよ」

すると俊介は部屋に散らばった洗濯物を拾って出ていく。
私は気の抜けた返事をしながら適当にシャツを着た。

下に降りると味噌汁のいい匂いがした。
なんとも食欲をそそる香りである。
そのまま私は洗面所に向かうと顔を洗って歯を磨いた。
そこでようやく目が覚める。
(よく働くな)
キッチンから忙しない音が聞こえていた。
側の洗濯機はガタガタとフル稼働している。
きっと先程集めた洗い物だろう。
洗濯ドラムの中で激しく動き回る衣服が見えた。

(はぁどこかにいいネタ落ちてないかな)
昨日の夜も執筆が進まなかった。
寝たのは明け方である。
そろそろ〆切の事を考えると焦らなくてはいけない時期だった。
だがどうしてもうまくいかない。

「おはよう」

私は未だにアクビをしながらリビングに入った。
するとやはりキッチンでは俊介が忙しそうにご飯の用意をしている。
私はそれをカウンターに座り見ていた。

こちらに気付かないのかシンクとコンロの間を行ったり来たりしている。
味噌汁はコトコトと小刻み良い音を奏でていた。
それが終わると彼は包丁を取り出し野菜を切り始める。

(うーむ、いい眺めだ)
短パンから覗く太ももは細くて男心を擽った。
母親に似たのか俊介の肌は白い。
エプロン姿というのは妙に色気があった。
それを後ろから眺めるのは実に気分が良い。
忙しなく働く様子にお尻が揺れる。
気付けばそこに夢中になっていた。
これは毎度お馴染みでその度に俊介に悪戯しては怒られるのである。
(私だってまだ枯れはしてない)
独り身の寂しさは十分すぎるほど味わっていた。
まだまだ男盛りで老いとは程遠い。

「おっ…お父さ――!」

私はそっと気付かれないように俊介の傍に寄った。
そして後ろから優しくお尻に手を這わす。

「こっ…こらっ!また、ん…父さんってばっ」

私に気付いた俊介はたしなめるように怒った。
包丁を持ったまま振り返ろうとする。
一方の私は傍に座り込み彼のお尻に悪戯し続けた。

「ちょっなに触って!」
「いや~相変わらず俊介のお尻は触り心地がいいなぁと思って」
「ん、おれっ…今準備中で――」
「だから私に構わず続けなさい」

口を膨らませる俊介だが特別拒絶はしなかった。
それほど我が家では当たり前の行為になっていたからだ。

「んぅ~!父さ…の変態っ」

私は俊介に構わず彼のお尻を触る。
彼の尻は両手で簡単に掴める程小ぶりであった。
弾力よく肌に吸い付いて離せなくなる。

「…ふぅ…っ」

俊介はあくまで平常心を装い野菜を切っていた。
だが下から覗いた顔は真っ赤になっている。
その強情な顔が可愛かったから少しだけ意地悪してみた。
人差し指で腰から股までをつぅーっとなぞる。
すると彼の体はビクビクと震えた。
声を押し殺して私の方を睨む。
だから素知らぬ顔してズボンの上からアナルら辺を突っついた。

「…く、ぅん…」

その途端俊介は甘い声を漏らして内股になる。
それが面白くて何度も突いた。
ツンツンと指の腹でアナルの感触を確かめる。

「…ちょっ…ぅ…ホントにタンマ!…あっ…用意が出来な…っ…」

さすがの俊介も包丁を持つ手が震えていた。
指でそこをグリグリ擦るだけで従順な彼の体は反応する。
衣服越し故にそこまで正確な感触は伝わってこなかった。
だが双丘に隠されたソレは無性に興奮する。

「…ひゃ…ぁっ…んぅ…ぅっ」

つい気持ちが先走って彼の尻に顔を埋めてしまった。
俊介は驚いたように仰け反ると踵を上げて背伸びする。

ガタガタ、ガタッ!

どうやら持っていた包丁をシンクに落としてしまったようだ。
彼の体は前のめりに崩れてお尻を突き出すような格好になっている。
だから私は俊介の尻に自分の顔を押し付けながらスンスンと匂いを嗅いだ。

「やっ…だめっ、なにやっ…て…あぁ、嗅ぐなっ…ばかぁ」

俊介の青臭い匂いが鼻につく。
お尻の割れ目にちょうどフィットさせた私は自分の鼻でアナルを擦りあげた。
その度に俊介は自ら尻を振る。

「だからっ…んぅ、顔押し付けるな…ぁって…!」
「はぁ…いい匂い」
「ばかばかっ…最低だっ…」

傍にある味噌汁はとっくに出来上がっていて沸騰したまま火が付けっぱなしになっていた。
だが俊介は甘い誘惑を断ち切ろうと必死に自我と戦っている。
だから私は尻に顔を埋めたまま手を這わした。
彼の短パンに、にゅうぅとイヤらしい指を挿入する。

「…あぁっ、はぁっぐぅ…」

指は簡単にアナルの場所を突き止めた。
私が触り続けたせいかパンツの中は湿り生暖かい。
窄った穴は秘密の扉で堅く閉じられている。
それを強引にこじ開けるのが堪らなく面白かった。

「ひゃああぁっ…っぅ…」

キッチンに俊介の喘ぎ声が響き渡る。
いきなり根元まで突っ込んだせいか彼の体は強張った。
見ると内股で踏ん張る足が震えている。
まるで生まれたての小鹿の様に弱々しくて可哀想だった。

「おくぅ…っ奥は…ぁっ…」
「ここか?」
「ひぅっ!」

アナルはキツく私の指を締め付ける。
だが刃物のように鋭い指は無理やり奥まで捩じ込んだ。
熱く熟れた内壁が異物の侵入を許してしまう。
俊介の体はあまりに非力だった。
たとえ拒んでも受け入れてしまう。
従順な体はとっくに開かれていたのだ。

「お、ひりはっ…らめっ…やめ…ろっ」
「その割に舌が回っていないな」
「らっ…て、おれっ、おひり…洗ってなっ」
「おひりじゃない。お尻だろう」
「ふ…あぁっ…」

舌ったらずな俊介は下半身に力が入らずシンクの端を掴むだけだった。
まな板の上には切り途中の野菜が散乱している。

「洗っていなくてもいいじゃないか。俊介に汚いところなんてないんだから」
「あぁっ…おとうさ…ぁっ、あぁっ」

私はそっと彼の太ももに口付けた。
すると俊介のアナルがぎゅぎゅっと閉まる。
その独特の熱さに体が疼いて堪らなくなった。
指を突っ込んでいるだけでこんなに気持ち良い。

「あぁ、私の指が熱くて溶けてしまいそうだ」
「ふぅっ、ぐちゅぐちゅ…しない…でっ…」
「むしろお前のうんちが羨ましい。いつもこんな気持ち良い場所を通っているなんて」
「やぁ、やだっ…変態みたいなこと言うなっ…あほ親父っ…!」

だが残念なことに私は変態みたい、ではなく正真正銘の変態であった。
でなければ実の息子に手を出すなど考えられないだろう。

「変態でいいさ」
「んくっ…はぁ…あっ…」
「その代わり一日中お前の穴に指を入れていたい」
「あぁっん、ばかばかー!」

すると一日中アナルに指を突っ込まれていることを想像したのか俊介の穴は一際強く収縮した。
結局この父親にこの子有りなのである。

「そこ…だめっんぅ!あぁっ…」

私はその隙を見逃さずに彼の奥を弄くりまくった。
そして指で執拗にグリグリと捩り込んだ。
お陰で俊介はヨダレを垂らしながらキッチンに腰を押し付ける。
そして包丁や鍋が仕舞われている棚の取っ手に自らのペニスを擦り付けた。
アナルをほじくればそれに合わせて腰が上下する。

「きもちいっ…あぁっ、ぅきもちい…よぉっ…!」

自慰をするようにペニスを擦り付ける姿は悩めかしくもいやらしい。
きっと衣服の擦れる感触に浸って無我夢中なのだ。
だから私はなおも指で腸の奥を引っ掻き回す。

「も、無理ぃっ…イクっイっちゃぁっ…とうさぁ…ん、イって…いいっ?」
「ああ。ケツに指を突っ込まれたままイきなさい」
「ひぁ…あっイク、イク…っとぅさんのゆびでっ…しゃせぃ…しちゃあぁっ」

すると俊介の体が小刻みに揺れた。
そして体をビクつかせると強張って固くなる。
アナルは私の指を引きちぎるような勢いで締め付けた。
それは彼が射精した証である。
すると一瞬室内に静けさが戻った。

「か…はぁっ………」

だがそれは本当に一瞬ですぐに荒い吐息が聞こえてきた。
それと同時に内壁は締め付けるのをやめて途端に緩くなる。
だが熱さだけは前以上になっていてトロトロに蕩けるケツマンが出来上がっていた。

「も…ご飯の用意を…してた…のに…」

すると未だにシンクを掴み体を支えている俊介は恨み言のように呟いた。

「洗い物も…増えちゃったじゃん…」

そう言って頬を膨らませる。
だから私はアナルから指を抜くと彼に前を向くように指示した。
未だに快感の熱が冷めきらない俊介は一人で立てずに端を掴まったままこちらを向く。

「さ、汚れたズボンを脱いでごらん」
「ちょっ…まさかまだやる――」
「いいから脱ぎなさい」

「…くぅ……」

すると俊介は渋々短パンを脱いだ。
そしてパンツにも手をかける。
下半身を丸裸にすると射精した精液の匂いがした。
脱いだパンツは糸を引き染みを残している。

「……あんま、見るなよ」

俊介は恥ずかしそうにエプロンの端を引っ張った。
そうして少しでも露出を隠そうとする。
その初々しい仕草が余計にツボにハマるわけだが俊介は気付かなかった。
こうしてみるとエプロンがスカートのように見える。

「い…いい加減ご飯の用意をさせてよ…」
「じゃあソレはどうする?」
「あっ…!くぅ…っぅ」

俊介が自らエプロンを伸ばしていた為、奥に隠されたペニスが顔を出していた。
勃起して山を作りいやらしい染みが浮かび上がる。
それに気付いた俊介は慌てて股間を隠した。

「これは…その…」

しどろもどろ言い訳がましいことを呟きながら目を泳がせている。
だがいい案が浮かばないのかそれも無音に掻き消された。

「…エプロンを捲りなさい」
「……っぅ…」

私は俊介にねっとりとした視線を浴びせながら命令する。
それを身体中で感じた彼は顔を真っ赤にしながら下を向いた。
だから私は傍にあったイスに腰掛け彼を観察する。

「そしたらお父さんがしゃぶってあげるから」
「…んぅ」

俊介は潤んだ瞳で唇を噛み締めていた。
強情な彼は流されまいと必死に耐えている。
だが体は正直で先程よりペニスが勃起していた。
射精してすぐに硬さを取り戻すのは若い証である。

「――それとも、お父さんのちんこをしゃぶりたい?」
「…あ―…」

すると俊介がピクリと反応した。
だから私は見せつけるようにズボンのチャックを下ろしていく。
そして猛々しい男性器を取り出すとニヤリと笑った。

ゴクリ――。

俊介の喉が鳴る。
太く硬いペニスは天に聳え立ち彼の理性を奪っていく。
私が目の前で軽く擦ると俊介の視線が離れなくなった。
物欲しげにこちらを見て震えている。

「…は……ぅ…」

もう彼にとっては沸騰しっぱなしの味噌汁なんてどうでも良かった。
雄々しい父親の性器に夢中で切なそうに喉を鳴らしている。

「……とぅ…さ」

結局本能には勝てないらしく俊介は大人しく観念した。
小さく私の名前を呼ぶと震える手でエプロンの端を掴む。
そしてゆっくりとそれを捲り上げていった。

「…はぁ……はぁ……」

興奮しているのか上気した顔で私を見つめる。
徐々に晒されていく肢体は艶やかに映った。
どこにでもある日常が彼の手によって歪められていく。
家の前を歩く人の声が余計に自分達の背徳感を煽った。

「…見…ないで…」

俊介は欲情する私の視線に耐えきれず泣きそうな顔をする。
だがゆっくり見えてきた太ももに期待しない男はいないだろう。
見るな、という注文ほど聞けないものはなかった。
だから私は彼の願いを悉く無視する。

「…くぅ…ん……」

すると現れたのは自身の精液でヌメった可愛いペニスであった。
パンツの中で射精したせいか股全体が白い汁で汚れている。
むしろ内股部分は垂れていて膝まで精液が流れていた。

「…はぁ…なにか…言って?」

よほど静寂が怖かったのか俊介はすがるように私を見る。
キッチンで自ら下半身を露出する間抜けさと情けなさは大いに彼を追い詰めたのだろう。
だが元々Mっ気のある息子は興奮してペニスを熱くしていた。
実に可愛らしい限りである。

「…綺麗だ…」
「っ」

ついその姿に見惚れていると俊介は嬉しそうに笑った。
まるで自身の気持ちを吐露するようにペニスが脈打つ。

「じゃあ約束通りご褒美をあげよう」
「…んく」
「来なさい、俊介」

私はそうして座ったまま股を開いた。
そして手招きする。

「とうさんっ…」

すると俊介は飛び付いてきた。
そして無我夢中で私のペニスにしゃぶりつく。
まるでお預けを食らった犬のように積極的だった。

「ほら、手はちゃんとエプロンを掴んで。私に可愛いちんこが見えるように」
「ふぁ…い…ん、んぅ…ちゅ…ぷぅ、んく」
「そうだ。口だけで咥えるんだ」

俊介は言われた通りに手を使わず私のペニスを咥えた。
物凄い勢いで根本までしゃぶり尽くす。

「…ぷはっ、父さん昨日お風呂に入らないで寝たでしょ?」
「ああ」
「もうっすごい匂いで…おれ、おかしくなりそうっ…」

そう言いながら恍惚と口に含んだ。
小さな口内は生温かくヌメヌメしていて気持ち良い。
窄った口の中は時折歯がかすってペニスを刺激した。
だが彼はしゃぶるだけで終わらない。
俊介は自ら亀頭にヨダレを垂らすと舌で舐めとった。
赤い舌が私のグロテスクなペニスの上を這う。
その卑猥な光景にたまらなく興奮した。
そしてたまを口に含み、はむはむと吸い付く。
弱い裏筋まで執拗に舐められて腰が震えた。
(まったくいやらしい子だ)
仕込んだのは自分だが素質は俊介が持っていたものだ。
つまり彼の色気は天性のものである。

「はぁ、俊介…口に咥えてくれ。お前の口を犯したい…」
「んっ…いいよ、おれっ…オレの口で気持ち良くなって…」

すると俊介は目を輝かせて嬉しそうに笑った。
そして喉の奥まで咥えこむ。

「んぐっ…ふ、ぁ…くちゅ…ん、ちゅぅ…はぁ」

私は俊介の顔を掴むと股間に押し付けた。
すると彼は苦しそうにくぐもった声がする。
だが言い付け通り両手はエプロンを掴んだまま離さなかった。
その従順さに愛しさが込み上げる。

「…ん、あ…上手だね」
「はぁ…と…さんっ、父さんのちんこ…好きぃっ…」

私が褒めると俊介はもっと積極的になった。
甘えるように擦りついてねだる。
そして何度も口付けた。
その気持ち良さに射精感が強まる。

「くっ、イクぞ…っはぁ、口を開けなさいっ」
「ふぁ…」

私は強引にペニスを引き抜くと自らしごいた。
俊介は私の命令通り口を開いて舌を突き出す。
そして待ち望むようにヨダレを垂らした。

「くはぁっ―――!」
「あぁっ…」

背中を駆け上がる快楽に身を任せて精を放つ。
私は俊介の顔を目掛けて射精した。
熱い精子が幼い顔やエプロンに掛かる。
まるで親鳥の餌付けを待つように開けられた口は精液を受け入れた。
赤い舌に白い汁が飛び散り汚れていく。
そのコントラストに目眩がしそうな程興奮した。
満ち足りた征服感に体を震わせる。
最後の一滴が落ちるまで俊介は口を開けていた。

「まだ飲むなよ。よく味わうんだ」
「ふぁ…い」

すると俊介はそう言って口の中をもごもごさせる。
口内射精する時はいつも私が良しと言うまで飲み干すのを我慢させた。

「はぁ…ぅ、ま…ら?」
「まだだ」
「ん、んぅ…くぅ、ん……まら…?」
「まだだ」

たっぷり口の中にも出した為俊介が喋る度に口許から精液が垂れた。
だがエプロンを掴んでいるせいで拭えない。
彼はたっぷりと咥内で父親の精液を味わいながら許しを待っていた。
体はとっくに火照り我慢が出来なくなっている。
しかしサディスティックな父親は中々許してくれなかった。
口の中に広がる青臭い雄の匂いに脳内が麻痺してしまう。
苦くて嫌いだったのにいつの間にか体が欲するようになっていた。
だから早く飲みたくてねだる。

「…よし、じゃあ飲みなさい…」
「んっ…んんぅ、…く…」

するとようやく許しが出て俊介は咥内の精液を飲み干した。
だが量が多いだけでなく濃い精液が喉に絡み付く。

「…ん、んぅ…っ……」

まるでゼリーのようにプリプリしたそれは飲み干すのも一苦労だった。
噎せ返りそうな自分をたしなめてなんとかする。

「どれ。ちゃんと飲めたかな?」
「ふぁい」

飲み終えると決まって口の中を開けた。
そして咥内に精液が残っていないことを証明する。
だから私は「良くできたね」と言って褒めながら額にキスをした。
すると途端に俊介は上機嫌になる。
そんな単純さが私にとっては救いだった。

「じゃあ今度は俊介の番だね」
「あっ、と…父さん!」
「いつものようにいっぱい射精させてあげる」

私は彼を立たせるとシンクに腰かけさせた。
だが俊介は戸惑いながら時計をチラチラと見る。

「あ、あっでも二時から雄太郎くんと遊ぶからっ」
「から?」
「な、中に出しちゃダメだからねっ…」

俊介はそれだけは譲れないとでも言うかのように私を睨んだ。
その割に抵抗なく足を開き私を誘おうとする。
ヒクついたアナルは準備万端だった。

「あっ、あぁっ…あああっ―…!」

私は性器を穴に押し付けるとぐいと押し込む。
その存在を待ち望んでいた腸内は悦んで受け入れた。
それと同時に彼は激しく仰け反り射精してしまう。
堪えすぎたペニスは我慢が出来なかった。

「かはぁ…ぁっ、お父さ…のちんこっさっき出したばかりなのに硬い…ぃっ…」
「ん、俊介がいやらしいからな」
「あぁ、やっ…んんぅ、ふ…」

俊介のエプロンは射精したせいでそこだけ染みになっていた。
さすがに挿入時の衝撃には耐えられなかったらしく、エプロンを捲り上げていなった。
そのせいで可愛いペニスは隠れてしまっている。
だがエプロンがスカートの様に見えて胸がきゅんとした。
やはりチラリズムは男心を擽るのである。

「お…とさのちんこ大き…いっ…あぁ、うぅっ」

だが当の本人はまったく気づいていなかった。
律動を開始するとアナルの快楽に取り込まれて他はどうでもよくなる。
ずっぽりと咥え込んだ穴はシワが引き延ばされてパツパツになっていた。
もっとお尻が見たくて強引に腕を掴むと体位を変える。

「ひあぁっ…はあっうっ…」

そうして彼をシンクに掴まらせると後ろから突き上げた。
内壁をメチャクチャ擦り付けられた俊介は悲鳴のような声を上げる。
そうして無防備な背中を晒した。

「はぁ…ぅ、んんっ…あぁ…」

丸いお尻が私の陰毛に擦れた。
辿々しく腰をくねらせて快楽を貪ろうとする。
その淫隈な動きがいやらしくて尻を叩いた。

「ひぅっ!…お…しりっ、お尻やぁ…あっ…」

ぱん、ぱんっと叩く音が響く。
叩く度にアナルを締め付け甘い声で喘いだ。
赤く色付く肌に被虐心をそそらせる。

「た、たたくなぁっ…んぅ、痛いよ…ぉっ…ひぅ、うん…」
「そうか。だがお前の体は悦んでいるだろう?」
「くひぃっ…だって、おれっ…父さんに…虐められるとっどきどき…するぅっ」

俊介はそう言って恥ずかしそうに俯いた。
だから私は一際強く尻を叩いてしまう。

「はぁ…あぁあっ!」

するとまたもや俊介のペニスは射精した。
お陰で床が彼の精液まみれになっている。
俊介のペニスは突かれる度にプルプル揺れて周囲を汚した。
ずいぶん躾のなっていないペニスである。

「…しょうがない子だ」

私は軽く微笑んで背中にキスをした。
そして更に深く繋がろうとお尻を掴んで左右に割る。

「ちゃんと掴んでいなさい」
「!あっあぁ…や、やぁっまさかっ…と…さっ――!」

振り返った俊介は目を見開いた。
だがその時にはすでに遅く私はペニスを押し込んでしまう。

「ひゃあああっ…!」

そのせいで俊介は涙を流して喘いだ。
俊介の奥の奥まで突っ込んだのだ。

「くっ」

S字結腸まで入り込んだそれは俊介を征服してしまう。
カリが引っ掛かるような違和感が堪らなく気持ち良くて乱暴なくらい突き上げた。
ここまで奥に突っ込まれた俊介の負担は想像を越えるだろう。
だがその代わり快楽も半端じゃなかった。

「ひぁぁっ、うっ…おなかっぐちゃぐちゃ…だよっ…ぅ…!」

射精どころか失禁した俊介の片足を持ち上げてそのさまを見つめる。
もちろん最奥を突いたままであった。
そのせいで半狂乱になりながらおしっこを漏らし続ける。

「見る…なぁっ…あぁっはぅ…ん」

ねっとりと亀頭で内壁を擦れば体が小刻みに震えていた。
湯気立つおしっこはフローリングにぶちまけられてアンモニア臭を残す。
その羞恥心に耐えられず泣いている俊介は表しようがないほど可愛かった。
むしろそんな表情を見せてくれるなら毎日でも失禁させたい。

「ひぅっ…ごめ…なさぁっ…」

だが私がそう思っているとは知らず俊介は泣きながら謝った。

「も…恥ずかしくて消えちゃいたいっ…」

鼻につく匂いに顔を歪める。
だから私は体を向き合わせるとぎゅっと抱き締めた。

「なに。どこが汚い?さっきも言っただろう。俊介に汚いものなんてないんだ」

そう言ってあやすように頭を撫でる。
だがそんなことでは負けない俊介は頬を膨らませた。

「な、ならお父さんが掃除してよ!」

そう言って睨み付けてきたのだ。
だがその顔は怖いどころか愛らしい。
自身の羞恥心を隠すように作られた顔は健気で胸がきゅんとした。

「ああ、いいとも」
「本当に?」
「もちろん私が掃除しよう。その代わりお父さんまたお漏らしが見たいなあ」
「なっ…!」

すると私の真意に気づいた俊介は「しまった」という顔をする。

「お父さんが掃除するからまたお漏らしを見せなさい」
「やっやだやだっ!お父さんの変態っ…!」
「ふふ、次のお漏らしプレイが楽しみだなあ」
「ふぇ…っ…きちくっ…」

だが彼が鬼畜だと呟いても無理はなかった。
向き合ったまま片足を持ち上げそのまま律動を開始する。

「あぁっ…んぅ、お…とうさぁ…あぁっ…」

腰がカクカクと揺れた。
お互いにいやらしく擦り付け合い快楽を共有する。
相変わらず奥深くで暴れまわるペニスは乱暴だった。

「はぁぅ、ひっ…壊れるぅっ…こわれちゃ…ぁっ」

トロマンは私の言いなりできつく締め続ける。
引き抜く度に搾り取られるような気持ち良さを味わって癖になっていた。
エプロンがヒラヒラと揺れている。
色気漂う雰囲気だが私は雰囲気なんて欲していなかった。
強引にエプロンを捲り上げて結合部分を見せつける。

「あぁっあんっ…これじゃ、まるみ…えぇっ…!」

ずっぽりと咥え込んだ穴は物欲しげにヒクついた。
泡立ったアナルに激しく出入りしている。
その上には律動する度にぷるんぷるんと揺れるペニスがあった。
尿は止まったものの奥の弱いところを突く度にチョロチョロと精液を漏らしている。

「はぁっ俊介のお尻は…最高だな」
「ふぅ、ん…んぅっ…」
「だからそろそろ出してやろう」
「!!」

すると俊介の顔色が変わった。
彼は泣きそうな顔で首を振っている。
出すなと言われると出したくなるもので最初から中出しする気満々だった。

「だめっだめだめっ!…中で出しちゃ…だめぇ…っ…」
「はぁ…たっぷり出してやるからな」
「ひぅ、せい…しっ来ちゃ…だめっ…あぁっん!」

俊介は懸命に拒絶した。
しかし体は全て私のものである。
力の入らない彼は逃れる術を持っていなかった。

「なかだしっやだ~!…ひぅ、おと…さんのっ意地悪…ぅっ…」
「なんでそんなに嫌がるんだ」
「ひぁあ…あっ…あぁんっ」

力で征するのも気持ちいいが父親としては不服である。
なにより彼の友人に嫉妬していた。

「だって、雄太郎くんと…遊んでる時にっ漏れてきちゃ…ぁ…」
「いいじゃないか」
「やぁっ、おしりむずむずする…ぅっ…」
「…なら尚更いっぱい出さないとね」
「あぁ…っ…んくぅっ…」

穴をこねくり回せば俊介はいいようにされてしまう。
奥まで犯された彼は私の精を受け入れなくてはならなかった。
とろとろな内壁は早く欲しいと飢えている。
口では嫌がりながらも体は私を求めているのだ。

「くぅっ――!」
「ふやぁ…ああぁっ!」

だから私は奥まで突き上げたところで前触れもなく射精する。
俊介は嫌だと暴れたが力で捩じ伏せた。
屈した彼は押さえつけられて奥深くに種付けされる。

「ひぅぅっ…!」
「いい子だ。ちゃんと最後まで飲みなさい」
「お…とうさのっ精液来ちゃだめっ…おひりっ…だめ…ぇっ…!」
「…はぁ…っ…」
「…出…てる、やぁっん…来ちゃだめなのにっ…いっぱい出てる…ぅっ…!」
「まだまだ出るぞっ」
「にゃあ…あっ!射精しながら奥っすりすりしないでぇっ…染み込んじゃう…からぁっ……」

ドクドクと流し込まれる精液に俊介の腸内は白く汚された。
彼の体に押し付けて身動きひとつ出来ないように封じる。
最初は暴れていた俊介だが下半身を痙攣させるとあとはいいなりだった。
彼も溢れんばかりの精液を垂れ流してイキ続ける。

「おなか…いっぱいだよぅっ、おれ…お父さんに…犯されちゃった…よぅっ……」

だらしない顔を晒しながら気付けば私の腰に足を回していた。
そうして体は自ら中出しされることを望んでいる。

「はぁっ…いつまで…出すの?まだ…出てるの…っ?…このままじゃ…溢れちゃ…ぁ」
「ん、俊介。まだだよ…」
「おしりっ…あつい…のっ…とけ、ちゃう」
「…ほうら、全部注ぎきった」

「はぁん、お父さんのっ…濃いの……いっぱい…だされちゃっ…た…ぁっ………」

私は全て出し終えるとようやく俊介な体を解放した。
彼はなんとかシンクに掴まりながら内股で立とうとする。
あれだけ嫌がっていたのに目はトロンとして満足そうにうっとりしていた。
お腹を押さえて恍惚としながら自分も射精の余韻に浸っている。

だがそれも精液が垂れ落ちてくるまでだった。

「や、やぁ~~!」

太ももに垂れてくる精液に半泣き状態になる。
そして慌ててシンクに上るとお尻を突き出して自ら掻き出そうとした。

「ひぁっ…も、ばかっ!早く…掻き出さなきゃ…あぁっ…」
「………」
「あぁっ…ん!早く出てっ…全部出て…ぇっ」

その下品で卑猥な格好は私を欲情させる。
躊躇いもなく穴に手を突っ込むと自らほじくり回した。
垂れてくる精液は糸を引きながら溢れ出す。
ぴゅっぴゅっと垂れ落ちる精液に尻の穴は桃色に染まり盛り上がっていた。
イったばかりで敏感な体は自分で抑えられず指を突っ込む度に射精している。
前からも後ろからも白い汁を流して身悶えていた。
結果俊介はひとりで自慰をしながら喘いでいるのである。
(あぁ、本当にいやらしいよ)
私はその姿を見つめながら息を呑んだ。
続けて二回も射精したのに私の欲求は消えなかった。
それどころかギンギンに固く勃起している。

「あぁっ…んふぅ、奥まで届かな――」
「ならお父さんが手伝ってやろう」
「えっ――!ひぅっ…だめっ…お父さぁ…んっ!」

私は俊介の突き出した尻を掴むと無理矢理自分のほうに向けた。
そして精液でドロドロに蕩けたアナルを再び犯す。

「これで奥まで掻き出してやるからな」
「やぁっ、あぁん!…うそっ、も…っ…ひどい、お父さんなんか…きらいっ!」

挿入はスムーズで突き上げる度に私の精液が漏れた。
中でぐちゅぐちゅと卑猥な音がする。
俊介は結局完全に拒めずまたもや体を許してしまった。

「はぁっ…ん、きらいなのにっ、ちんこ…きもちい…よぅ…っ…!」

俊介のペニスはポンプのように突く度射精する。
その荒淫な姿が可愛くて彼を抱き上げるとフローリングに押し倒してしまった。

「…ひどいよ…お父さん…」

すると俊介は泣きじゃくりながら力無く私を見上げた。
だからその唇を奪う。
すると一瞬にして彼の顔は真っ赤になった。

「…お父さんを嫌わないでくれ」
「お父さ…」
「雄太郎とやらに嫉妬するぐらい俊介が好きなんだ」

決して彼は妻の代わりの慰み者ではなかった。
むしろ私は俊介自身に夢中だった。

「…ばか」

すると俊介は起き上がって私に抱きついた。
あまりの勢いだった為、私の方が尻餅をついてしまう。
そのせいで気付けば俊介が私の上に跨がっていた。

「…ひぁ…あっ…かたいっ…」

体重によって沈む体にズブリと猛々しいペニスが突き刺さる。
串刺しにされた俊介は射精しながら反り返った。

「はぁっ…ん、オレが父さんに着いていったのもっ…家事を頑張っているのも…こうしてえっちなことをするのもお父さんが好きだからだよっ…」
「俊介……」
「くぅんっ…おれっ…お父さんのお嫁さんになりたいからっ…奥さんに、なりたいからっ…」

そう言っていやらしく腰を動かし始める。
だから私は下から突き上げた。
(可愛すぎる)
自分の腹の上で淫らに踊る彼がどうしようもなく愛しい。

「あぁっ…ふ、オレを…お父さんのっお嫁さんに…して…っ…はぁん!」
「俊介っ…俊介…」
「おなかのなかっ…ぐちゃぐちゃにして…いいからぁ…っ…すきなときに…なかだし…していいから…ぁっ」

俊介はそう言って懇願してきた。
だから私は俊介に噛み付くようなキスを繰り返す。
そして激しく体を上下させた。
俊介はぴったりくっついて離れなかった。

「…もちろん、お前は私の妻だ。たったひとりの大切な家族だっ」

――あとはもう本能のままに求め合った。
雄太郎君には悪いが俊介のアナルには沢山中出しさせてもらった。

だが残念なことに友人は別ということで俊介は二時前に家を出ていった。
やはり雄太郎君に負けた気分である。

ひとり家に残された私は寂しくカップラーメンを食べた。
そして火を付けっぱなしにしていたせいで焦げた鍋を洗い、汚れたフローリングの掃除をした。
〆切が迫っているのに暢気なものであろう。
だが自業自得なので仕方がなかった。

「ん、待てよ―――」

するとひとり掃除する私に創作の神が舞い降りる。

その半年後「魅惑のショタな妻」という驚愕な内容の本を発表すると文壇にセンセーショナルを巻き起こした。
そして私は新たなジャンルの草分け的作家になるのだが――。

――それはまた別の機会にお話しよう。

END