5

 

 

飢えた獣のように僕を見ていました。
おじさんはそれを分かっていてドアを開けさせたんです。
男の人たちは車内へ雪崩れ込んできました。
たぎった下半身をそのままに僕へ近づいてきたんです。

「綾人くん。つり革に掴まろうか」

おじさんは僕を降ろすと頭上に垂れ下がっているつり革へ掴まらせました。
僕には少し高くて、背伸びをしなくては届きませんでした。
それでも言われた通り両手で掴まります。

「じゃあ今度はみんなに可愛がってもらいながらおじさんとせっくすしよっか」
「えっ…なっ……あぁっ……!」

止める間もなく僕のお尻におじさんのちんぽが入ってきました。
中出しされた精液で、一度目より簡単に入りました。
勢い良くずんっと奥へ入ってきて、僕は背中を反りながら快感を受け入れました。

「あぁっ…あっ…さっきより…深ぁああっ…!」

奥の行き止まりへコンコン当たっています。
おじさんは僕のお尻を揉みながら激しく突いてきました。
肌同士が当たる音と僕の喘ぎ声が重なります。
さっきまでと違う場所が擦れて発狂しそうでした。

「あ…あぁっ、もう我慢ならねぇっ…綾人くんっ、キスしていい?ガラス越しじゃなくておじさんたちともキスしてよ!」
「えっ――!あっ…ん、んぅっ……!」

近づいてきた男の人は僕の頬に手を伸ばすと、自分の方へ向けさせて僕の唇を奪いました。
了承する前にキスをされたんです。
おじさんと違って微かにタバコの匂いがしました。

「んぅ、んっ…はぁ、もっと口開けて」
「ぷはっ…やぁっ、んっ、んっふ…っ、やだっ…!」
「やだじゃないっ」
「…んぅっ…はぁっ…」

分厚い舌が僕の咥内を蹂躙しました。
遠慮なしに口の中を舐め回すんです。
上の歯茎も丁寧に愛撫されて何も考えられずなすがままになりました。
嫌がったのは最初だけです。
舌を咥えられて吸われると力が抜けました。
そのタイミングで後ろからおじさんに突かれると、息が止まりそうになります。

「んじゃ、次は俺ね」
「…はぁっ、ちゅっ…んっんぅ……」
「エロいキスしようぜ」

僕は次々に唇を奪われました。
咥内には誰のかも分からない唾液で溢れ、飲み込む暇さえありません。
貪られています。
可愛い女の子と幸せなキスを夢見ていたのに、たくさんの男の人たちに玩具みたいに弄ばれました。
一通り舌を絡まれ唇に吸い付かれると次の人が口を開けて待っています。
粘膜が絡んで溶けてしまいそうでした。
余裕なくがっついてくる人もいれば、いやらしいくらいねっとりとキスをしてくる人もいます。
目を閉じずに僕を観察している人は、やめて欲しいのに、見つめ合うことを強要します。

「ん、んふっちゅっ…はぁ、もっと擦り寄って?」
「はぁ、んっ……」
「俺のキス好きって言って?」
「ん、すきっ…お兄さんのキスすきっ……」

優しいキスには弱いみたいで、僕は瞼を震わせながらうっとり呟きました。
それに煽られた人たちが我も我もと求めてきます。

「次替わってくれ。おじさんも綾人くんの甘い唇を食べたいんだ!」
「俺にもキスさせろよ」
「んっ…ケンカしないでっ……!」

僕の口はひとつしかないんです。
取り合わないで欲しいんです。
でもだからって、こんな――――、

「これで……いいんれひゅか…」

僕の出した舌を二人がペロペロしていました。
裏側も丹念に舐められました。
垂れた涎も下から待ち構えていて飲まれます。
長すぎるキスに身も心も蕩けきっていました。
動物みたいに互いの舌を舐め合うんです。
下品なのに目が離せなくて僕は気持ち良くなっちゃいました。

「じゃあおじさんは綾人くんの乳首をもらおうかな」
「ひぁ…っ…!」

僕が犯されてキスに酔いしれていると、別の中年男性がモゾモゾ這い上がってきました。
ブラウスの上から乳首に吸い付いてきたんです。
片方も他の人が吸い付いて、両方の乳首を弄り回されちゃいました。
ブラウスが唾液で濡れると、透けて硬くなった乳首が浮き出ます。
裸でいるよりエッチでした。
もちろん写真も撮られました。

「ははっ、けしからん乳首だ。こんな恥ずかしいものをつけて、綾人くんはいやらしい子だね。学校でも笑われているんじゃないか?」
「ふにっ…潰さないでっ……別に普通だもん!」
「どれ、普通かどうかおじさんがチェックしてあげよう」

彼はブラウスのボタンを外すと前をはだけさせました。
僕の体を見てみんな息を荒げます。
(ふ、普通だもん)
今日は体育がありました。
僕はパンツを履いてこなかったのでトイレで着替えましたが、同級生の体となんら変わりありません。
教室で着替えていても、からかわれたり笑われたりしたことはありません。

「…はぁ、なんて愛らしい体なんだ…」

だから感嘆と息を漏らして呟く男の人に戸惑いました。
こんな反応をされたら、もう恥ずかしくてみんなの前で裸にはなれません。
明後日はプールなのに困ります。

「よくこんな上玉見つけてきましたね」
「まぁ、運命ってやつですよ。ゆっくり開発してきましたから感度も良いですよ」

男の人は僕を後ろから突き上げているおじさんに声をかけました。
尊敬の眼差しで見上げ、僕の体へ視線を移すと上から下までじっくり見られます。
彼はゴクリと唾を飲みこむと、肩で息をしながら飛び付いてきました。
赤ちゃんみたいに吸い付いて離れなくなります。
勃起した乳首をコリコリいじり甘噛みすると、僕は喘ぎます。
だけどキスの最中ですぐ顔を戻されました。
僕の喘ぎは男の人の唇で塞がられてくぐもった声に変わります。
僕の反応が嬉しかったのか、乳首を吸っていた男の人は目を細めました。
さらに積極的に乳首を責めると、髪を振り乱して夢中にしゃぶりつきます。
大人の――しかも結構いい年した男の人が僕の乳首を一生懸命吸っている姿はどこか滑稽でした。
ポマードでセットしてきた髪は崩れて肌に擦れるとくすぐったいです。
両方の乳首をそんな刺激されたら大きくなりそうでした。
ジンジンと痺れる感覚に僕も身を委ねます。
気付くと男の人たちは僕の首筋や足、腋まで舐め始めました。
まるで蟻の大群に迫られた蝶のような気分です。
じわじわと食べられてしまうんです。

「はぁっ、綾人くんの脇、汗くさくてめっちゃ…いい匂いがするっ……」
「ひぅ…っん、だって今日体育があったんですっ…暑い中大変だったんですっ…」
「そうだよね。綾人くんはいい子だから頑張ったんだよね」
「あぁっ…あっああんっ…鼻すりつけて嗅がないでっ…」
「綾人くんの体操着姿見てえっ…はぁ、ブルマ履かせて体育倉庫でガン掘りしてえっ…」

僕の腋は涎まみれで汗の臭いなんてなくなってしまいました。
それでも顔を離しません。
腋の下の窪みに顔を埋めて匂いを嗅いでは舌を這わしています。
腋なんて友達とふざけて擽り合いする程度で、こんな執拗にいじられたことなんてありませんでした。

「んっ……いいね、体操着!次持ってきなよ」
「やだっ…エッチなことに使われたくない…もんっ…」
「もう使ってんじゃないの?俺が綾人くんの担任だったら、とっくに綾人くんを啼かせて恋人にしちゃってるよ。毎日激しいエッチしちゃってるよ」

妄想しているのかデレデレいやらしい顔をしていました。
僕は彼らの頭の中でもいいように抱かれているんです。
毎日こんなことをされたら壊れてしまいます。
だけど肉欲に溺れているのも事実で、僕も想像して身悶えていました。
みんなが学校の先生だったらひとたまりもありません。
毎時間ごとに違う先生に呼び出されてエッチなことをされてしまうんです。
僕がだめって言っても聞かずに手ごめにされてしまうんです。

「ひぁ、あぁっ…んっぅ、…そんなの絶対っ…嫌です…っぅ…!」

僕はかぶりを振りました。
でも無意識にお尻の穴を締め付けてしまったせいか、おじさんにはバレていたようで、

「そんなに犯されたいんだ」

と冷ややかな声で囁かれました。
ひときわ強く奥の行き止まりを突かれて、僕の体がしなります。

「くひぃっ――!!」

体中同時に責められてただでさえ限界だったのに、おじさんの大人ちんぽには勝てず、突かれた瞬間に射精してしまいました。
気持ち良すぎてこらえられなかったんです。
頭が馬鹿になってしまったのかと思いました。
完全に大人ちんぽの言いなりです。
床に精液が飛び散ると男の人たちは喜んで舐めとりました。
まるで犬みたいでした。

「な、なぁ、ちんぽは咥えちゃだめか?」

そのうちのひとりがおじさんに声をかけてきました。
彼は躊躇いもせず快く了承します。

「はぁ、はぁ、綾人くんの子どもちんぽ……」
「やだっ、おじさっ……出たばかりだもんっ、あぁああっ…!」

僕は拒絶したのに男の人はぱくっと咥えてしまいました。
今まで与えられていなかった直接的な刺激に、僕はビクビク震え上がります。
逃れようと腰を振りましたが、悦ばせるだけで状況は変わりませんでした。

「くはぁっ…あぁっ、あっんっ…んぅっ……!」

つま先立ちの足が頼りなさげに映りました。
前も後ろも蹂躙されて抗うすべはありません。
本当にむちゃくちゃにされています。
僕の意思は関係ありません。
それがちょっと腹立たしくて、

「あぁっん、こんなっ…子どものちんぽを嬉しそうにしゃぶるなんてっ、…最低です…っ…」
「ふぐぐぅぅっ」
「そんな変態っ…こうしちゃいますっ…!」

僕は逃げるのをやめると、ちんぽを咥えていた男の人へ突き上げました。
彼は一瞬苦しそうに呻きましたが、すぐに目を輝かせて口をすぼめました。
だから深く喉の奥まで突いてあげました。

「ひぁ、っ物みたいに扱われて…ちんぽ…おったてて…あぁっ、ん……どうしようもない人ですねっ……!」
「ぐっ…可愛いよっ、意地悪な綾人くんも大好きだよ……!」
「はぁっ…ひぅ、僕のちんぽはストローじゃないんですっ、吸ったってまだ出ませんっ!…も、いい子にしていないとミルクあげないんだからっ…!」
「ちゅうぅっ…あぁっ、いい子にするからっ、おじさんのお口で射精してっ!綾人くんの甘いミルクちょうだい!」

男の人は自分のを扱きながら、僕のちんぽを美味しそうにしゃぶりました。
どんなに乱暴に突いてもちんぽに舌が絡み付いて吸い付いてきます。
貪欲に僕の射精を待っていました。
期待の眼差しに心臓がバクバクします。

「あぁっ…またっ、また…!…出ちゃああっ…」

僕の理性は崩壊しかかっていました。
貪るようなキスをされ、体のいたるところを舐め回され、ちんぽは丸のみされ、肛門は凌辱され、意識を保てるわけがありません。
裏筋から先っぽまで舌で愛撫されて、頭はもう射精のことしかなかったんです。
僕は半狂乱になりながら振り返ると、

「ひぁあっ、おじさ…っ…この人に僕の精液飲ませていいっ…?」
「それだけ熱心に奉仕してくれてるんだっ。はぁっ、いっぱい飲ませてあげなさいっ。その代わり綾人くんの腸内にまたおじさんの精液飲ませてあげる…!」

僕はおじさんに許可をもらいました。
さっきは不意を突かれて勝手に射精してしまったけれど、本当は僕の精液はおじさんの飲み物と約束しています。
意外と僕は筋を通す人なんです。
約束は守る男なんです。

「あんぅっ、じゃあ僕のミルクっ…あげます!ひぅっ、こぼしちゃだめですよっ……」
「んんぅっ、綾人くっ…綾人くんっ……!」
「はぁあんっ、きもちいっ…あっふ、飲んでっ…飲んで!僕の…全部…!」

あとは身を委ねるがまま男の人の顔に腰を押し付けて快楽に浸りました。
我ながらぎこちない腰つきでしたが、彼の喉ちんこを苛めてあげたつもりです。
お尻の穴も熱くて溶けそうでした。
こんな刺激を知ってしまったら、もうあとには戻れません。
エッチな男の子と呼ばれてもしょうがないです。

「でるっ、みんなに弄られてイっちゃああぁあっ――!」

僕は張り裂けんばかりの声をあげて達しました。
クラブ内にいる人はみんな僕を見ていました。
体の奥底から間欠泉のように噴き上がった快感が精液となって飛び出してきました。
僕はつり革を離して、ちんぽに吸い付く男の人の後頭部に抱きつくと、大量の精液を飲ませました。
射精しながらくいっくいっと腰を振ると、そのたびに彼は喉を震わせて恍惚と僕を見上げました。
こんな強引に飲まされて達したのか、彼が放った精液で足元は汚れていました。
同時におじさんもイったのか腰を掴んだまま腸内で射精してくれました。
首筋に吐息が掠めてくすぐったかったですが、出してくれたことが嬉しくてそのままにしていました。

「はぁ……はぁっ…」

射精が終わると気力体力が切れて下半身に力が入らなくなっていました。
おじさんが腰を掴んでくれていたからどうにか立っていられたけれど、もう踏ん張る力も残っていなかったんです。
嫌な疲れではありませんでした。
むしろ尾を引くような快感の中で、体は噛み締めるように火照りを静めていたんです。
僕はその場に倒れ込むと、虚ろに見上げました。
男の人たちは僕を取り囲むと、自らのちんぽを扱き、果てると僕の体へかけました。
次々にぶっかけられて髪も背中も精液を塗りたくったようになりました。
いろいろな人の汁が混じって酷い匂いです。
だけど今さらどうでも良くて呼吸を整えるのが先です。

「くぅ…っん…」

家でオナニーする時は一度射精すると冷静になります。
それまでの興奮が嘘のように冷めて我に返るのですが、今回はいつまで経っても快楽の波が引きません。
お尻の奥が疼いてもっと激しく掻き乱して欲しいとさえ思っていました。

「うはっ…二回分の精液が垂れてきたぞ…」

僕のぷるんとしたお尻の間から一筋の白濁液が流れました。
疼きが酷くなります。
初めてお尻に指を入れられた時は違和感しかなかったのに、今は逆で、何も入ってないと空洞を埋めるがために肉がヒクヒクと啼いていました。
ぽっかり穴が空いたように物足りないのです。
早く太くて逞しい大人ちんぽで塞いで欲しいのです。

「はぁ…っふぅ…ふぅ…」
「こいつ自分から股を開いて中出しされたアナルを見せてるぞ」

僕は仰向けになると足をガニ股に開き溢れる穴を晒しました。
少しでも疼きを忘れたかったからです。
すかさずカメラを持っていた人はシャッターをきりました。
きっと僕のぱっくり開いた尻の穴と、そこから垂れる精液が鮮明に写っていると思います。
その写真を見ながらオナニーするのでしょうか?
恥ずかしくてこの時は聞けませんでしたが、次におじさんと会う時思いきって聞いてみたいと思います。

「――な、なぁ、ここまでやったんだから、やっぱり最後は尻に……」

とある男の人がおじさんに近づいてきました。
どうやら彼らは僕のお尻を狙っているようです。
(おじさん以外のちんぽも咥えさせられちゃうの?)
内心怖かったです。
期待がないといえば嘘ですが、彼らとは今日会ったばかりです。
僕はおじさんだから入れられてもいいと思いました。
それはずっと僕の体を可愛がってくれていたからです。

「なぁ、いいだろ?」

またおじさんに躊躇いもなく許可されるとビクビクしました。
さすがの僕もこれだけの人数を相手にしたら死んでしまいます。
他の人も待ち焦がれるように自分の性器を硬くしていました。
視線は穴に集中しています。
柔らかくほぐされた上、精液を流し込まれて蕩けた穴に早く入れたいのでしょう。
ガンガンに突いて僕を啼かせたいのでしょう。
もしかしたら僕に種付けをしたいのかもしれません。
男たちのたぎった眼差しに呑み込まれてどうにかなってしまいそうでした。
欲にまみれた瞳に身が引き裂かれそうです。
僕はすがるようにおじさんへ視線を流しました。

「それは無理だ」

するとおじさんは予想外にもキッパリ断ってくれました。
寝転がったままの僕を起こし抱き寄せると、尻の穴を見えるようにみんなへ拡げ、

「すまないが、この穴は俺専用なんだ」

と指を入れてくれたんです。
難なく入った指に、僕は身震いしながらおじさんの首に手を回して抱きつきました。
僕は擦り寄りながら男の人たちのほうへ振り返ると、

「んぅっ…ごめんなさっ、そういうことなんです。…あんっ…僕のお尻はおじさん以外は入っちゃだめなんです…っ…僕の穴は…おじさん専用なんですっ……」

申し訳なさそうに詫びると、おじさんの首筋に吸い付きました。
ぎゅっとしがみついて、彼の腹に勃起したちんぽを擦り付けます。
(おじさんのちんぽ欲しい)
僕は哀願するように媚びた仕草で誘いました。
断ってくれたことが嬉しかったんです。
所有物として扱われて喜んでいたんです。
おじさん専用だと言葉で反芻するだけで尻の奥がじんと痺れました。
熱く熟れた果実のように溶けていきそうです。
おじさんは発情した僕の表情を素早く察知して腰を抱き寄せました。
もう片方の手で疼く腹を撫でてくれます。
その手つきが優しくて、僕は目の縁をぽっと赤らめました。
おじさんの顔中に啄むようなキスをします。
愛情いっぱいのキスです。

「ちゅっ…はぁ、おじさっ…おじさんっ……ちゅ、ちゅぅ…」
「はぁっ…じゃあ最後におじさんと綾人くんのラブラブせっくすをみんなに見せてあげようか」
「んぅ、はいっ…」

おじさんは僕を床へ押し倒すと、一気に奥までちんぽを入れてきました。
お互いにキスをしながら挿入を楽しんでいると、男の人たちは諦めたのか遠巻きから僕らのせっくすを見守っていました。

「くひぅ…っ、はぁ…おじさんっ…三回目なのにっ、硬いっ…すご……!」
「当たり前だよ。今日は淫らな綾人くんをたっぷり堪能したんだ。……はぁ、初めて見た時はあどけない子どもだったのに、…大勢の前でこんなアへ顔晒してっ…!」
「はぅぅっ…お…じさんがっ、僕のお尻の奥まで入ってきちゃうからっ…ぼくっ…だらしない顔になっちゃっ…ああぁあ――!」

言っている側からおじさんは奥の行き止まりを突きました。
コンコンぶつかっています。
そこを突かれるだけで、体中の筋肉が麻痺して固まってしまうんです。
おじさんは分かっていて執拗に責めました。
大きい体でのしかかって僕が動けないことも了承済みなんです。

「奥当たってっ…あぁあっ…!はぁっ…」

激しく前後に抽送されてしまいました。
これだけ尻を責められ続けてきたせいか、肉が柔らかくなって、さらに深く行き止まりまで容易く届きます。
おじさんは狙い定めたようにそこだけを突きました。
奥の壁を壊す勢いで深く犯すんです。

「ひぁあぁっ…っはぁっあぁ、そこばっかっ…だめっ、行き止まりだもんっ…それ以上入らないもん…っ…」

亀頭は鋭利なナイフのようでした。
疼いていた場所を的確に貫き、敏感な内壁を引っ掻いていきます。

「行き止まりなんてないよ。なら綾人くんはどうやってうんちするの?」
「あぁっ、あんっわかんなぁ…!」
「ん、く…っ、この奥にS字結腸という秘密のお部屋があるからね?今はきつく閉じられているけどっ…おじさんがたぁっぷり時間をかけて、柔らかくほぐしてきもちよく開けてあげるからね」
「…ひぅっ、柔らかく…っ…ほぐすっ?」
「そうだよ…内壁をとろっとろに蕩けさせてから…おじさんの凶悪ちんぽでこじ開けちゃうからね」

するとおじさんは行き止まりまで挿入すると動きを止めました。
奥壁に亀頭が当たっています。

「…はぁっ…ますばこうして…ゆ~っくり……やわらかーく…馴染ませるようにっ……」
「あっ…ひ……!」

おじさんは前後に動くのをやめ、円を書くように丸く腰を使い始めました。
それまでの激しさが嘘のようにゆっくりねっとりなぶるような腰つきでした。

「ほぅ…ら、はぁっ…きもちよーく…おじさんのちんぽを受け入れるように…蕩けていくよ…?」
「んっ……んぅっ…はぁっ、あぁっ、なにっ…?」
「全身が痺れて力が抜けていくね…腸内奥の内壁も…だらしなくなっていくね」
「あぁっ…はぁっ…あっ…おじさっ、ぼくっ…!」

奥をさまざまな角度で擦られています。
時に浅く、時に深く。
太い腰が目の前でゆるゆると回っていました。
パンパンと肌がぶつかる音はしません。
奥だけを重点的に責めるから動きも鈍かったです。

「はっ…ふぅっ…ひぃ……」

(なんて粘っこい腰使いなの?)
ゆっくりしている分おじさんのちんぽの形や大きさ、熱さまで手に取るように分かります。
それがどこを刺激しているのかも丸分かりでした。

 

 

 

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